任意売却のデメリットは?

住宅ローン難民の方に任意売却を説明する場合、メリットはもちろん、デメリットも説明する必要があります。

まず、何より個人情報に傷がつくことを住宅ローン難民の方は気にされます。しかし任意売却を進めるうえでは住宅ローンの滞納が伴いますので、当然、個人信用情報機関に延滞の履歴が記録されてしまいます。いわゆる「ブラックリストに載る」と言われる状態です。これにより、その後の5~7年間は新たなローンの借入やクレジットカードの作成、信用ができなくなります。

 

次に競売になる可能性があるということです。

任意売却では、家の販売価格は最終的に債権者(金融機関やサービサー)が決定します。その価格が市場価格とあまりにもかけ離れていた場合、売れないということもあります。販売価格から一定期間(3~6か月)が経過しても売れなければ、競売の申し立てを始められてしまいます。競売の申し立てから入札が開始されるまでさらに4~6か月程度ありますので、その間も販売活動を並行していけますが、それでも売却ができなければ競売で処分されてしまう可能性があるということです。住宅ローン難民エールプランナーは、債権者と適正な販売価格についての交渉を十分に行いながら、住宅ローン難民の方と連携して販売活動をしていかなければなりません。

しかし、任意売却を進めるにあたって、住宅ローン難民の方には様々な事情が考えられます。住宅ローン以外にも借入が複数あってそれぞれの抵当権が自宅に設定されていたり、税金の滞納で自宅を役所から差し押さえていたり等の事情があります。また、自宅の所有名義が複数いる場合や、連帯債務者や連帯保証人がいる場合など、利害関係人が複数いて、このうち誰か一人でも任意売却の同意が得られないと任意売却の話を前に進めることはできなくなります。つまり、利害関係者全員の同意がなければ任意売却できないというのが3つ目のデメリットです。

そして最後のデメリットは、任意売却は競売に比べて高い金額で売却することができますが、それでも住宅ローンの残債についての支払い義務は残ります。これは、自己破産しない限り残ります。それでも、今まで支払ってきた住宅ローンの金額を要求されるわけではありませんので、月々の生活費を除いて支払い可能な金額を支払っていくということになります。このように任意売却は、自宅が売れたら全て終わりというわけではありませんので、任意売却後も住宅ローンエールプランナーは、残債の支払いや転居先などについての相談など、住宅ローン難民の方のフォローを必ず行っています。

 

任意売却には、今まだみてきたようにいくつかのデメリットがあるのですが、競売になってしまった際にも伴うものですですので、やはり任意売却を選択されるほうがはるかにメリットは多いことは周知の事実です。

そして何よりのメリットは、誰にも相談できず自宅が競売になるかもしれないという精神的デメリットから解放されることです。このことだけでも任意売却を選択する意義は十分にあるといえます。

まずは、ぜひ住宅ローン難民エールプランナーにご相談ください。

Filed under: 住宅ローン難民,奈良:基地 — 鎌田祥裕 10:51 PM

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