【仁科秀治007】「連帯債務者」と「連帯保証人」のちがい

夫婦で住宅ローンを借りるとき、よく妻の収入を合算して借入額を多く設定することがあります。この場合妻は「連帯債務者」あるいは「連帯保証人」といいます。「連帯債務者」と「連帯保証人」の違いをしっかり確認しましょう。

●「連帯債務者」はそれぞれが連帯して、同一の債務について同じように責任を負うということです。「連帯債務者」は、いつでも金融機関から返済請求を受ける可能性があります。

●「連帯保証人」は、本人と連帯して債務を保証する人です。あくまでも、本人の返済が滞ってはじめて、借入先から返済請求を受けるという立場にあります。この場合の借入先の債務者は夫だけということになります。

そういう立場の違いから、債務者である「連帯債務者」は負担割合に見合った住宅ローン控除を受けることができますが、「連帯保証人」は、直接の債務者ではないので控除は受けられません。

また、同じように団体信用生命保険にも連帯債務者」は加入できますが、「連帯保証人」はできません。この団体信用生命保険というのは、加入者が亡くなったり、高度障害状態になったりしたときに、保険金がおりて、債務がなくなる保険です。

ただ気を付けたいのは、「連帯債務者」でも団体信用生命保険に加入しているケースがあまりないことです。債務者なのに万一に対する保障がないのは夫婦いずれにしても心配なので加入した方がいいでしょう。

このように妻が住宅ローンの「連帯保証人」であるケースが多いです。

自覚なく「ただ名前をかいただけ」はやめましょう。

契約書に名前を記入するということが、どのような立場であるのかをしっかり確認してサインしなければならなりません。

Filed under: 任意売却,住宅ローン難民,川越第一:基地 — 仁科 秀治 1:44 PM

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