【真嶋一志018】任意売却と生活保護

突然の事故や病気などで仕事ができなくなった場合、住宅ローンの返済ができなくなります。任意売却できたとしても収入がないわけですから生活していくことが困難になります。その為、生活保護を申請される方がおられます。今回は任意売却と生活保護について説明いたします。

生活保護を受給する条件として、あらゆる手立てをしてそれでも厚生労働省の基準となる最低生活費に満たない場合受給できるというのが原則です。

具体的には・・・

・預貯金、生活に利用されていない土地・家屋があれば売却等し生活費に充てる必要がある。

・働くことが可能であれば能力に応じ働くこと

・年金や諸手当など他の制度給付を受けることができる場合はまずそれらを優先的に活用すること

・親族等から援助を受けることができる場合はまず援助をうけてください。そのうえで収入が最低生活費に満たない場合は保護が適用されます。

ここで問題として、住宅ローンのある不動産を所有している方に生活保護を認めてしまうと、それにより住宅ローン返済することで資産を増やすことを援助してしまう形になるため生活保護を受けることができません。

住宅ローン難民の方は住宅ローンの返済に困窮しているとはいえ住宅ローンのある不動産を所有していることになります。ただこのような場合でも金融機関からの督促状や自宅の売却を依頼した際の「媒介契約書」等を福祉事務所に提出し、自宅を必ず手放す旨を理解してもらえば生活保護の申請に通ることもあります。この場合転居先の家賃の上限金額等の制限があります。また、引越業者3社以上分の見積を提出することにより、そのなかの一番低い金額を転居費用として支給してくれることがあります。このように生活保護の受給をしながら任意売却をすすめる場合、必要に応じて正確な申請を行うことが大事です。住宅ローンに関係する生活保護受給でお悩みの方は是非ご相談ください。

Filed under: 尼崎:基地 — 真嶋 一志 10:02 AM

【真嶋一志017】銀行以外の抵当権が付いている場合の任意売却

銀行から融資を受けて不動産を購入した場合、その不動産に借金の担保として抵当権が設定されます。銀行は当初の約束通りに返済が行われない場合に抵当権を実行し競売により換価し債務の弁済に充てるのことになります。そして多くの場合競売より高い金額で売却できる任意売却に同意していただけます。

この抵当権は住宅ローンの借入だけでなく事業資金の借入や親族からの借入など何重にも双方の意識があれば設定することができ、約束通り返済できなければ抵当権を実行することもできます。

では住宅ローン以外の借入の返済ができなくなった場合に任意売却は可能なのでしょうか。

結論的には債権者の同意があれば任意売却は可能です。

ただ、銀行や保証会社が抵当権者の場合、事務的に任意売却について承諾していただける傾向にありますが、一般企業や個人、親族などの場合、金銭的な問題ではなく揉め事などによる「感情」が介入している場合があるので承諾をえられない場合があります。こういった場合、誠意を見せ感情面に訴えていく必要があります。必要であれば住宅ローン難民エールプランナーが抵当権者と交渉します。

銀行以外の抵当権についてのお悩みも住宅ローン難民エールプランナーにご相談ください。

Filed under: 尼崎:基地 — 真嶋 一志 7:14 PM

【金山 博 011】住宅ローンは家賃と同じ?

「今の家賃でマイホームが買えます!」不動産会社がポスティングするチラシや広告に

この様なうたい文句をよく見かけます。注意や興味を引くキャッチフレーズだと思います。

 

現在、お支払いの家賃と同額のローン返済額で住宅ローンを組み、ローンを払いきれれば自分の家が手に入り資産になるという意味でしょう。確かに家賃をいくら支払っても自分のものにはなりません。

 

一見、正しいように思えるこのうたい文句ですが実は危険がひそんでいます「リスク」についての説明や注意がなされておりません。長期間の住宅ローンは一般的に35年で組む方が多くこの長い期間に起こる変化に対応していかなくてはなりません。

35年の間に転職による収入減や、離婚をされる方もいるかもしれません、子供の進学先によっては教育費も大きく変わります。親の介護による思わぬ出費や、自身が病気になるかもしれません。挙げだすときりがないのですが、人生には予期せぬことが起きるリスクが多くあります。

 

また、ローンの返済額は賃料と同じでも持家には固定資産税、都市計画税が毎年掛かり、マンションの場合管理費、修繕積立金、設備の劣化による補修費も掛かります。

戸建の場合でも何か故障すれば直す費用も発生し外壁や屋根なども定期的に補修が必要です。

これらの維持費用も加味すれば家賃と同額とは到底言えない金額になってしまう可能性があります。

 

このようなことからローン返済中に支払いが滞ってしまった場合、住宅ローンには完済するまで抵当権がついています。銀行は回収のため抵当権を実行し競売にかけてしまいます。ローンを払いきるまでは、ある意味銀行が所有者のようなものです。

また、自身の意思で売却しようとしても、残債が売れる価格よりも上回ってしまう(オーバーローン)状態であれば不足金額分を持ち出すか、売却を諦めるしかありません。

 

 

住宅ローン難民にならないため第一歩として、チラシや広告のうたい文句にすぐ乗るのではなく、自身の返済プランにある程度余裕を持った住宅ローンを組むということが大切なのです。

Filed under: 上野台東:基地 — 金山博 4:20 PM

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