【 夏目 球子 004 】住宅ローンと破産

ローンの滞納のご相談で、任意売却のお話をすると

すぐ、破産をしなければならないのですか?と質問してこられる方が多くいらっしゃいます。

不動産屋や弁護士に、「自己破産しかない」と言われたそうです。

確かに、ローンの滞納をしても自己破産をすれば、住宅ローンが無くなり、

ほかの借金もゼロになるわけですから、いままでのように返済に追われることもなくなります。

それでも「自己破産だけはしたくない」という方は多く、借金がゼロになる解放感よりも

破産をするということに対する抵抗を感じている方が多いのです。

では、なぜ破産ということになるのでしょう。

任意売却をしても競売になっても、残債は残ります。

そのため破産をすることで残債をゼロにするわけですが

実際のところ、住宅ローンのみの滞納の場合や他の借入れが少額な場合は

破産をしなくても大丈夫な場合がほとんどです。

これはどういうことでしょうか。

それは、任意売却をした後、住宅ローンの残債務の返済ついては、

金融機関との話し合いによります。

収入や支出を考えて、無理のない範囲での返済を決定します。

他の借入れの返済があったとしても、それを含めて、いくらなら返済できるかを伝え、

納得してもらえるのです。

これなら敢えて自己破産をしなくても、十分生活していけるわけです。

住宅ローン難民の中でも、破産がネックでご相談にさえ踏み出せないという方が

たいへん多いのも事実です。

Filed under: 住宅ローン難民,御坊:基地 — 御坊夏目 11:33 AM

【夏目 球子 003】 住宅ローンを滞納する原因

多くの人が、結婚して子どもができるとマイホームを購入することを考えます。

マイホームで子どもを育て、そのうちもっと大きな家に買い替えよう・・・など

夢は膨らみます。

住宅ローンを組んでいる人は1200万人いるといわれています。

が、そのうち180万人もの人が住宅ローンを滞納しているか、あるいは滞納するかも

しれないという住宅ローン難民なのです。

では、どういう理由で住宅ローンの滞納に至ったのでしょう。

1.離婚により支払えなくなった。

2.多重債務に陥り、支払えなくなった。

3.会社の業績悪化で給与が減って払えなくなった。

4.病気で仕事ができなくなった。

5. リストラで収入が途絶えた。

など。。

数年前までは景気低迷で、リストラが原因という住宅ローン難民さんが多かったのですが、

今は離婚が原因という住宅ローン難民が大幅に増えてきました。

このように、予定通りであれば住宅ローン完済ができる計画が、離婚やリストラなど、

予期しなかったことが起きて、止む無く滞納・・・ということになってしまった

ということなんです。

つまり、だれにでも、いつでも住宅ローン難民になる可能性はあるということなんです。

Filed under: 住宅ローン難民,御坊:基地 — 御坊夏目 3:08 PM

【夏目球子002】任意売却のデメリットは?

任意売却を選択される方にとって、競売にならずに高値で売却することが出来たり、引越し費用を残せるかもしれない等、そのメリットについてはよく目にすることがありますが、
任意売却のデメリットについても住宅ローン難民の方には知っておいていただきたいところですのでここで紹介します。
もちろん、このデメリットは競売になってしまった際にも伴うものですので、やはり任意売却を選択されるほうが競売になってしまうよりはるかにメリットは多いです。

①個人信用情報に傷がつく
任意売却を進めるうえでは住宅ローンの滞納が伴います。
ローンを滞納すると個人信用情報機関に延滞の履歴が記録されてしまいます。
いわゆる「ブラックリストに載る」と言われる状態に陥ってしまうわけです。
これにより、その後の5~7年間は新たなローンの借入やクレジットカードの作成、
今手元にあるクレジットカードが使用できなくなるといった不都合が生じてしまいます。

②競売になってしまう可能性がある
任意売却を選択されたとしても、家の販売価格は最終的に債権者(金融機関やサービサー)が決定します。
債権者が決定した販売価格が市場価値とあまりにも乖離していた場合、売れないということももちろんあり得ます。
どの債権者も売れなければいつまでも待ってくれるということはなく、販売開始から一定期間(3~6か月)が経過すれば競売の申し立てを始めてしまいます。
競売の申し立てを起こされてから実際に入札期間が開始されるまでも、さらに4~6か月程度の期間を要するので、その間も並行して引き続き販売活動はできますが、それでも購入希望者が見つからなかった場合は、
自宅が競売で処分されてしまう可能性があるということです。
もちろん、こうはならないように住宅ローン難民エールプランナーは債権者と適正な販売価格についての交渉を行うとともに、住宅ローン難民の方と共に協力しながら販売活動を進めます。

③利害関係者全員の同意が必要
任意売却を進めるにあたって、ローンの借入先が複数ありそれぞれの抵当権が自宅に設定されていたり、
税金の滞納があり自宅を役所から差し押さえられている場合、自宅の所有名義が数人で共有している場合、連帯債務者や連帯保証人がいる場合など利害関係人が複数いると、このうちのどれか一つでも任意売却の同意が得られなければそれ以上任意売却の話を前に進めることはできなくなります。

④任意売却後も支払い義務が残る
競売に比べ高い金額で売却することが可能な分、債権者に返済する金額も多くはなりますが、
それでも住宅ローンの残債が残ってしまった場合、その残債についての支払い義務は自己破産をしない限り残ります。
しかし残債については今まで支払ってきた住宅ローンの金額を要求されるというわけではなく、債権者に対して今後、月々支払いが可能な金額を伝えていただき債権者がその金額について納得したら毎月支払っていくということになります。
このように任意売却で自宅が売れたら全て終了というわけではありませんので、任意売却後も住宅ローン難民エールプランナーは残債の支払いについての相談など住宅ローン難民の方のフォローを必ず行います。

このようにいくつかのデメリットは伴いますが、やはりだれにも相談できず自宅が競売になってしまった。
という精神的なデメリットから解放されるだけでも任意売却を選択する意味はあるのではないでしょうか。

悩まずに住宅ローン難民エールプランナーに相談してください。

Filed under: 住宅ローン難民,御坊:基地 — 御坊夏目 10:50 AM

【夏目球子001】住宅ローンの抵当権とは

住宅ローンとは、金融機関(債権者)が担保保証として購入する不動産を確保しお金を貸し付けるということです。
これを抵当権といい、確保していることを公に証明することを抵当権を設定するといいます。

抵当権には、『抵当権』と『根抵当権』があります。
『抵当権』は、住宅ローンのように再度借り入れを起こさず、返済だけをする確定債権で、
『根抵当権』はその金額内であれば借入、返済を繰り返すことができる権利です。
これは、事業資金の調達などに使われます。

債務者は、決められた期限までに返済をしなければなりません。
が、その期限を怠れば、債務者は「期限の利益」を喪失し、一括の返済を請求されます。
そして、その後債権者は、担保権の実行をし、競売を申立てるわけです。

抵当権は登記した『順位』によって回収した金銭の先取りする順番が決まっていて
これらについては不動産登記簿謄本に記載されている通りに実行されます。

Filed under: 住宅ローン難民,御坊:基地 — 御坊夏目 5:55 PM

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