【金本 晟佳 021】住宅ローンは家賃と同じ?

不動産会社がポスティングするチラシに、
「今の家賃と同じ額でこんな物件が買えます!」
といった文言をよく見かけます。

例えば、8万円の家賃を支払っているのならば、
毎月8万円の返済でローンを組めば、賃貸ではなく自分の持家が手に入る、ということなのでしょう。
確かに、賃貸で家賃を毎月支払っていてもいつまでも自分の家にはなりませんが、
ローンで購入し、それを完済すれば名実ともに自分の家になり、資産となるわけですから。
このようなチラシの売り文句は一見、正しいように見えます。

しかし、この売り文句には大きな危険がひそんでいます。
それは、「リスク」という部分に関して一切目を向けていないのです。
住宅ローンは完済するまでは銀行の抵当権が必ず付いています。
つまり、何らかの理由で住宅ローンの支払いができなくなれば抵当権を実行され、
自宅は競売にかけられてしまうのです。
いくら登記簿上の所有者だからといっても抵当権が残っているうちは、
それこそ売却してもローンを完済できないような状態(オーバーローン)であれば、
自由に売ることもできないので。そういう意味では持家とはいえ権利上、銀行より立場が弱いのです。

そしてこの住宅ローンは35年なら35年、基本的には支払い額が変わりません。
つまり、住宅ローンを組んだ時の状態を35年間維持しなければならないのです。
転職による収入減や、離婚をされる方もいるかもしれませんし、子供の進学先によっては教育費も大きく変わります。親の介護による思わぬ出費や、自身が病気になるかもしれません。
挙げだすときりがないのですが、人生には予期せぬことが起きるリスクが多くあります。
35年という長期に渡って現状を維持できる方の方が少ないのではないでしょうか?

このような予期せぬことが起こった際に、これまでの住宅ローンの支払いを維持できなければ、
たちまち支払いに困窮し、住宅ローン難民となってしまうのです。

もし賃貸であれば今より安い家賃の物件に引っ越すなどの対策が取りやすいのです。
また、月々の支払いが家賃と同額だとしても、持家には住宅ローン以外に、
固定資産税・都市計画税が毎年かかりますし、マンションの場合は管理費や修繕積立金がかかります。
戸建の場合でも何か故障すれば直すためには費用がかかりますし、
外壁や屋根なども定期的に補修しなければなりません。
これらの維持費用も加味すれば家賃と同額とは到底言えない金額になってしまう可能性があります。

住宅ローン難民にならないための第一歩として、
チラシの売り文句にすぐに乗るのではなく、
自身の返済プランにある程度余裕を持った住宅ローンを組むということが大切なのです。

 

Filed under: 住宅ローン難民,立川:基地 — 金本 晟佳 12:16 PM

【夏目球子002】任意売却のデメリットは?

任意売却を選択される方にとって、競売にならずに高値で売却することが出来たり、引越し費用を残せるかもしれない等、そのメリットについてはよく目にすることがありますが、
任意売却のデメリットについても住宅ローン難民の方には知っておいていただきたいところですのでここで紹介します。
もちろん、このデメリットは競売になってしまった際にも伴うものですので、やはり任意売却を選択されるほうが競売になってしまうよりはるかにメリットは多いです。

①個人信用情報に傷がつく
任意売却を進めるうえでは住宅ローンの滞納が伴います。
ローンを滞納すると個人信用情報機関に延滞の履歴が記録されてしまいます。
いわゆる「ブラックリストに載る」と言われる状態に陥ってしまうわけです。
これにより、その後の5~7年間は新たなローンの借入やクレジットカードの作成、
今手元にあるクレジットカードが使用できなくなるといった不都合が生じてしまいます。

②競売になってしまう可能性がある
任意売却を選択されたとしても、家の販売価格は最終的に債権者(金融機関やサービサー)が決定します。
債権者が決定した販売価格が市場価値とあまりにも乖離していた場合、売れないということももちろんあり得ます。
どの債権者も売れなければいつまでも待ってくれるということはなく、販売開始から一定期間(3~6か月)が経過すれば競売の申し立てを始めてしまいます。
競売の申し立てを起こされてから実際に入札期間が開始されるまでも、さらに4~6か月程度の期間を要するので、その間も並行して引き続き販売活動はできますが、それでも購入希望者が見つからなかった場合は、
自宅が競売で処分されてしまう可能性があるということです。
もちろん、こうはならないように住宅ローン難民エールプランナーは債権者と適正な販売価格についての交渉を行うとともに、住宅ローン難民の方と共に協力しながら販売活動を進めます。

③利害関係者全員の同意が必要
任意売却を進めるにあたって、ローンの借入先が複数ありそれぞれの抵当権が自宅に設定されていたり、
税金の滞納があり自宅を役所から差し押さえられている場合、自宅の所有名義が数人で共有している場合、連帯債務者や連帯保証人がいる場合など利害関係人が複数いると、このうちのどれか一つでも任意売却の同意が得られなければそれ以上任意売却の話を前に進めることはできなくなります。

④任意売却後も支払い義務が残る
競売に比べ高い金額で売却することが可能な分、債権者に返済する金額も多くはなりますが、
それでも住宅ローンの残債が残ってしまった場合、その残債についての支払い義務は自己破産をしない限り残ります。
しかし残債については今まで支払ってきた住宅ローンの金額を要求されるというわけではなく、債権者に対して今後、月々支払いが可能な金額を伝えていただき債権者がその金額について納得したら毎月支払っていくということになります。
このように任意売却で自宅が売れたら全て終了というわけではありませんので、任意売却後も住宅ローン難民エールプランナーは残債の支払いについての相談など住宅ローン難民の方のフォローを必ず行います。

このようにいくつかのデメリットは伴いますが、やはりだれにも相談できず自宅が競売になってしまった。
という精神的なデメリットから解放されるだけでも任意売却を選択する意味はあるのではないでしょうか。

悩まずに住宅ローン難民エールプランナーに相談してください。

Filed under: 住宅ローン難民,御坊:基地 — 御坊夏目 10:50 AM

【夏目球子001】住宅ローンの抵当権とは

住宅ローンとは、金融機関(債権者)が担保保証として購入する不動産を確保しお金を貸し付けるということです。
これを抵当権といい、確保していることを公に証明することを抵当権を設定するといいます。

抵当権には、『抵当権』と『根抵当権』があります。
『抵当権』は、住宅ローンのように再度借り入れを起こさず、返済だけをする確定債権で、
『根抵当権』はその金額内であれば借入、返済を繰り返すことができる権利です。
これは、事業資金の調達などに使われます。

債務者は、決められた期限までに返済をしなければなりません。
が、その期限を怠れば、債務者は「期限の利益」を喪失し、一括の返済を請求されます。
そして、その後債権者は、担保権の実行をし、競売を申立てるわけです。

抵当権は登記した『順位』によって回収した金銭の先取りする順番が決まっていて
これらについては不動産登記簿謄本に記載されている通りに実行されます。

Filed under: 住宅ローン難民,御坊:基地 — 御坊夏目 5:55 PM

【金本 晟佳 020】成年後見制度と任意売却

家を売却するにあたっては通常に売る場合でも任意売却でも、所有者の明確な意思表示が不可欠です。
そして、不動産の購入や売却のみならず、預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり、遺産分割の協議をしたりする必要があっても、認知症・知的障害・精神障害などの理由で判断能力の不十分な方は、自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。
また、自分に不利益な契約であっても正しい判断ができずに契約を結んでしまい、後に被害を被る恐れもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援する成年後見制度というものがあります。

成年後見制度では判断能力の程度など本人の状況に応じて「後見保佐補助」の3つの制度があります。
本人、配偶者、四親等内の親族、検察官などが家庭裁判所に申立てることにより、
・判断能力が欠けているのが通常の状態の方=後見人
・判断能力が著しく不十分な方=保佐人
・判断能力が不十分な方=補助人
が選任されます。
また、身寄りがいないなどの理由で、申立てをする人がいない方の保護を図るため、市町村長に法定後見(後見・保佐・補助)の開始の審判の申立権が与えられています。

申立ての際に候補者が挙げられていれば、家庭裁判所はその候補者が適格かどうかを判断します。
通常は親族が選任されることが多いのですが、適切な親族が見当たらない場合などは弁護士や司法書士等が職業後見人として選任される場合もあります。

後見人、保佐人、補助人はそれぞれ本人の利益を考えながら、本人を代理して契約などの法律行為をしたり、本人が自分で法律行為をするときに同意を与えたり、本人が同意を得ないでした不利益な法律行為を後から取り消したりすることによって、本人を保護・支援します。
しかし、自己決定の尊重の観点から、日用品(食料品や衣料品等)の購入など「日常生活に関する行為」については、取消しの対象になりません。

成年後見制度を利用するにあたっては申立手数料・登記手数料として3,400円の費用を印紙で納める必要があるほか、郵送等の実費や、必要な書類を取得するための費用、後見と保佐では、必要なときに本人の判断能力の程度を医学的に十分確認するために、医師による鑑定を行いますので、鑑定料が必要になります。鑑定料は個々の事案によって異なりますが、ほとんどの場合、10万円以下となっています。

また期間については、審理期間については、個々の事案により異なり、一概にはいえません。鑑定手続や成年後見人等の候補者の適格性の調査、本人の陳述聴取などのために、一定の審理期間を要することになります。多くの場合、申立てから成年後見等の開始までの期間は、4か月以内となっています。早ければ1~2週間で完了することもあるようです。

任意売却の相談を受けた際に、所有者の判断能力に応じて成年後見制度が必要な場合、上記のような期間が必要であったりご家族に対して適格なアドバイス等も必要になってきます。
判断能力の不十分な方に対して無理矢理売却を進めてしまい、後で無効になってしまっては誰も得しないどころか当事者全員に甚大なる迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
住宅ローン難民エールプランナーが適切な判断をし、ご本人やそのご家族に対して正しい選択肢へと導いてあげる必要があるのです。

Filed under: 住宅ローン難民,立川:基地 — 金本 晟佳 9:40 PM

【仁科秀治003】住宅ローンの抵当権とは

はじめに住宅ローンとは、金融機関(債権者)が担保保証として購入する不動産を確保し

お金を貸すことです。

これを抵当権といい、確保していることを公に証明することを

抵当権を設定するといいます。

抵当権には『抵当権』と『根抵当権』があり、下記のとおりになります。

・(抵当権)住宅ローンのように再度借り入れをせず、返済だけをする確定債権

・(根抵当権)その金額内であれば借入、返済を繰り返すことができる権利

根抵当権は、事業資金の調達などに使われます。

 

債務者は、決められた期限までに返済をしなければなりません。

が、その期限を守らなければ、債務者は”期限の利益”を失い、

一括での返済を請求されてしまいます。

そして、その後債権者は、担保権の実行をし、競売を申立てとなっていきます。

抵当権は登記した”順位”によって回収した金銭の分配する順番が決まっていて

これらについては不動産登記簿謄本に記載されている通りに実行されます。

Filed under: 住宅ローン難民,川越第一:基地 — 仁科 秀治 2:29 PM

【仁科秀治002】住宅ローンを滞納する原因

一般的に、結婚して子どもができると”マイホーム購入”を考えます。

もっと広い家で子どもを育てたい!

庭のある家に住みたい!・・・など

いろいろと夢や希望が膨むと思います。

現在、住宅ローンを組んでいる人は1200万人いるともいわれています。

が、そのうち180万人もの人が住宅ローンを滞納している、または滞納するかも

しれないという現実があります、住宅ローン難民です。

なぜ、どういう理由で住宅ローンの滞納してしまったのか、

1.離婚により支払えなくなった

2.多重債務に陥り、支払えなくなった

3.会社の業績悪化で給与が減って払えなくなった

4.病気で仕事ができなくなった

5. リストラで収入が途絶えた

などが主な原因です。

数年前までは景気低迷で、リストラが原因という住宅ローン難民の方が多かったのですが、

このごろは景気の回復のおかげでしょうか、今は離婚が原因が大幅に

増えています。

予定通りであれば住宅ローン完済ができる計画が、離婚やリストラなど、

予想しなかったことが起きた結果→滞納・・・ということになってしまったということなんです。

明日は我が身でだれにでも、住宅ローン難民になる可能性はあるのです。

Filed under: 住宅ローン難民,川越第一:基地 — 仁科 秀治 3:32 PM

【金本 晟佳 019】支払いの優先順位

毎月に住宅ローンの返済が厳しくなってくると、日常の出費を抑え何とかローンをやりくりするしかない、と考える方は多いです。
もちろん、節約をすることによって住宅ローンが維持できるのであればこれは大いに正しい選択なのですが、日々の出費の中にも様々なものがあります。
食費や教育費、保健料の支払いもあれば家を所有すれば固定資産税・都市計画税がかかりますし、マンションの場合は管理費がかかります。
住宅以外にも車のローンや中にはクレジットカードの借入があり、その返済が必要な方もおられるでしょう。これらの項目の中には毎月の返済額が決まっており、節約でどうにかなるものばかりではありません。
全てを難なく支払えるのであればそれがベストなのですが、支払えなくなってしまった場合には項目別に優先順位をつけ取り返しがつかなくなる前に対策をとる必要があります。

①【生活費用
食費や光熱費、通信費、教育費等日々の生活で欠かすことのできない費用です。つまり優先順位も一番高いのですが、いざ節約するとなると、この生活費用の中からなるべく費用を抑えていく必要があります。

②【税金
住宅を所有していれば固定資産税・都市計画税、自営の方であれば住民税や国民健康保険料なども収める必要がありますが、税金に関しては仮に将来自己破産をしても支払いの義務を免れることはなく、必ず納付しなければならないものです。
また、税金の滞納があると役所は自宅を差押えてくることがあります
これでは自宅を売却することもできなくなってしまいますのでそういった意味でも税金の支払いの優先順位は高いものと言えます。
どうしても納期限までの納付が難しい場合は何も言わずに滞納してしまうのではなく、役所に出向き相談してみてください
分納などの相談には乗っていただけるはずです。

③【マンション管理費・修繕積立金
マンションに住んでいる方の場合、管理費・修繕積立金がかかっている事かと思います。
この費用に関して滞納があると、もちろん管理組合から請求されることになるのですが、場合によっては管理組合から訴訟を起こされるケースもあります。
売却時にも滞納分は次の所有者に引き継がれますので、滞納があるマンションをわざわざ購入する方はいません。
つまり滞納分を解消する必要がありますので、管理費・修繕積立金に関しても支払いの優先順位は高いと言えます。

④【住宅ローン以外の借入の返済
住宅ローン以外に借入がある場合、これらに対しても返済をする必要があるので大きな負担になっている方も多く見受けられます。
どうしても必要な車のローン等は優先順位を高く、維持する必要がありますし、大きな買い物をする際にクレジットで分割で支払うことも計画的に利用するのであれば問題はありません。
しかし生活費に充てるためや住宅ローンの支払いのために借入れるといった状況になってしまっていれば、今後、明確に収入が上がる見込みがあり一時的に借入れている場合を除きほぼ間違いなく将来返済に行き詰ります。
ましてやカードローンの返済のために別のカードローンから借入れるような自転車操業状態になっている場合にはすぐに何かしらの対策をする必要があるでしょう。
つまりこの項目が支払えない状況であればすでに現状維持が難しい状況に陥っているので優先順位としては低いと言えるかもしれません。

⑤【住宅ローン
念願のマイホームを手に入れる為に組んだ住宅ローン、上記のように生活費を抑えることで維持できるのであればまだ問題はありませんが、税金や管理費、その他の借入の返済を滞納してまで支払ったとしても、結局その滞納している項目の債権者から差押えられ競売にかけられてしまえば本末転倒です。愛着のある家をどうしても手放したくない気持ちがあるので正しい選択をすることが非常に難しくなってしまっているのですが、節約をしても支払えないのであればこちらも何か対策を取っていかなければなりません。無理に支払ってはいけないという意味で住宅ローンの優先順位も低いものと言えます。

もちろん今回挙げた項目以外の出費もありますし、優先順位も人によって違うことでしょう。
しかし、誰にも相談できずに間違った選択をしてしまってからでは取り返しが効きません。返済に行き詰った際にはすぐに住宅ローン難民エールプランナーに相談してください

Filed under: 住宅ローン難民,立川:基地 — 金本 晟佳 10:12 AM

【金本 晟佳 018】任意売却と生活保護

住宅ローン難民の方の中には、病気や高齢のため働けない方もおられます。
今までは仕事をし、住宅ローンを返済しながら生活していた方も、いつ仕事が出来なくなり住宅ローンの返済に困窮するのか分かりません。
そして仕事が出来なくなってしまえば、任意売却で住宅ローンの問題は解決出来たとしても、その後の生活がままならないということになってしまいますので、そういった場合は生活保護の受給をされる方もおられます。

今回は任意売却生活保護について説明いたします。

そもそも生活保護とはどういったものなのかというと、
「生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。」
と厚生労働省が制度の趣旨を定義付けています。

生活保護の相談・申請窓口は、現在住んでいる地域を所管する福祉事務所の生活保護担当です。
福祉事務所は、市(区)部では市(区)が、町村部では都道府県が設置しています。

生活保護を受けるための要件として、
生活保護は世帯単位で行い、世帯員全員が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することが前提でありまた、扶養義務者の扶養は、生活保護法による保護に優先します。
つまり、
・預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充てる
・働くことが可能な方は、その能力に応じて働く
・年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用する
・親族等から援助を受けることができる場合は、援助を受ける
そのうえで、世帯の収入と厚生労働大臣の定める基準で計算される最低生活費を比較して、収入が最低生活費に満たない場合に、保護が適用されます。

ここで、住宅ローン難民の方にとっての大きな問題として、住宅ローンが払えないとはいえ不動産を所有しているということです。
収入が途絶え、住宅ローンが支払えないうえに、オーバーローンの為自宅は売りたくても売れないので、生活保護を受給しようと考えても、自宅を所有しているということで申請が通らないケースがあるのです。
このようなケースの場合、福祉事務所に対し、
・金融機関からの督促状
・自宅の売却を依頼した際の「媒介契約書」
等を提出し、今後確実に自宅を手放す旨を理解してもらえれば、生活保護の申請が通るケースもあります。

この場合、自宅が売れた際の次の転居先に関して、家賃の上限等の制約があります。
また、転居する際の転居費用に関しては引越し業者の見積もりを3社分以上提出することにより、その中の一番低い代金を支給してくれることがあります。

このように生活保護の受給をしながら任意売却を進める場合、福祉事務所に対して必要なタイミングで正確な申請を行う必要があります。
住宅ローン難民エールプランナーが生活保護受給に関しての申請や交渉のサポートをいたしますので、いつでもご相談ください。

Filed under: 住宅ローン難民,立川:基地 — 金本 晟佳 5:06 PM

【金本 晟佳 017】銀行以外の抵当権が付いている場合の任意売却

多くの方は自宅を購入される際には銀行から住宅ローンを借り入れます。
その際に銀行から自宅に対して抵当権が設定され、万が一毎月の住宅ローンの支払いが出来なくなった際に、最終的にはこの抵当権を実行して競売にかけ回収するのですが、競売では市場価格より低い金額で売られてしまうため少しでも多く回収したい銀行は任意売却で売却することに対して同意してくれるのです。

しかし、抵当権は住宅ローンの借入の際だけに設定されるものではありません。
住宅ローン以外でも何か新たに借入をする場合、不動産を担保として差し出せばそこに抵当権が設定されるのです。

例えば、事業資金の為の借入、取引相手からの借入、親族からの借入など貸す側と借りる側の意思があれば不動産に対して抵当権が設定できます。

では住宅ローン以外の借入の返済が出来なくなってしまった場合、自宅はどうなってしまうのでしょうか、また、任意売却は可能なのでしょうか。
ここで見ていきましょう。

結論から言うと、住宅ローンだろうが、それ以外の借入だろうが抵当権の効力自体は全く同じなので、返済が滞れば抵当権を実行され自宅は競売にかけられますし、その前に抵当権者の同意があれば任意売却も可能です。
しかし、住宅ローンの場合は抵当権者は銀行や保証会社等の金融機関のため、任意売却については事務的に進めてくれるので、競売よりも高値での売却が望める任意売却について承諾していただける傾向にありますが、住宅ローン以外の借入の場合、厄介なのが抵当権者と債務者の間に「感情」が介入している場合があることです。

抵当権者の同意がなければ任意売却はできません。
そのため、競売にかけられる前に任意売却についての同意を取り付ける必要があるのですが、抵当権者が一般企業や個人、親族等の場合で借入をしている債務者との間で何か揉め事が起きていたり、返済が出来ないのであれば回収する分が少なくなってもいいから競売で進めるというような考え方になってしまっている場合、任意売却について応じてもらうことが出来ません。

この場合、損得勘定だけでの交渉ではそれ以上前に進みませんので、双方での話し合い、債務者からの誠意を見せる等の感情面に訴えかける必要があります。
その中で、必要であれば住宅ローン難民エールプランナーが抵当権者と交渉を進める場合もあります。

このように、抵当権者の意思が全く異なってくるのが銀行以外の抵当権者のポイントですが、
逆に、抵当権者の方との関係が良好であれば銀行等よりも柔軟に応じていただけることもあるのがこのケースですので、銀行等以外からの借入でお悩みの方もぜひ一度住宅ローン難民エールプランナーにご相談ください。

Filed under: 住宅ローン難民,立川:基地 — 金本 晟佳 2:07 PM

【仁科 秀治001】任意売却のデメリットは?

まず、任意売却を選択される方にとって、競売にならずに高値で売却することが出来たり、引越し費用を残せるかもしれない等そのメリットについては、この頃よく目にしたり耳にすることがあります。

しかし、任意売却のデメリットについても住宅ローン難民の方には知っておいていただきたいことです。

もちろん、このデメリットは”競売”でも同じですが、やはり任意売却はメリットの方が多く、競売になることで生じる不安などの精神的な負担はぐんと少なくなります。

 

①個人の信用情報に傷がつく
任意売却を進めるうえでは、住宅ローンは滞納しなければなりません。
当然、ローンを滞納すると個人信用情報機関に延滞の履歴が記録されてしまいます。
いわゆる”ブラックリストに載る”と言われる状態になってしまいます。
これにより、その後の5~7年間は新たなローンの借入やクレジットカードの作成、
今手元にあるクレジットカードが使用できなくなるなります。

 

②競売になってしまう可能性がある
任意売却を選択されたとしても、家の販売価格は最終的に債権者(金融機関やサービサー)が決定します。
債権者が決定した販売価格が市場価値とあまりにも違っていた場合、売れないということももちろんあります。
どの債権者も売れなければいつまでも待ってくれるということはなく、販売開始から一定期間(3~6か月)が経過すれば競売の申し立てを始めてしまいます。
競売の申し立てを起こされてから実際に入札期間が開始されるまでも、さらに4~6か月程度の期間をあるので、その間も並行して引き続き販売活動はできますが、それでも購入希望者が見つからなかった場合は、自宅が競売で処分されてしまう可能性があります。
もちろん、こうはならないように、私たち住宅ローン難民エールプランナーは債権者と適正な販売価格についての交渉をするとともに、住宅ローン難民の方と共に協力しながら販売活動を進めていきます!

 

③利害関係者全員の同意が必要
任意売却を進めるにあたって、ローンの借入先が複数ありそれぞれの抵当権が自宅に設定されていたり、税金の滞納があり自宅を役所から差し押さえられている場合、自宅の所有名義が数人で共有している場合、連帯債務者や連帯保証人がいる場合など利害関係人が複数いると、このうちのどれか一つでも任意売却の同意が得られなければそれ以上任意売却の話は前に進めません。

 

④任意売却後も支払い義務が残る
競売に比べ高い金額で売却することが可能な分、債権者に返済する金額も多くはなりますが、それでも住宅ローンが残ってしまった場合、その残債についての支払い義務は”自己破産”をしない限り残ります。
しかし残ったローンについては今まで支払ってきた住宅ローンの金額を要求されるというわけではなく、債権者に対して今後、”月々支払いが可能な金額”を伝えていただき債権者がその金額について納得したら毎月支払っていくということになります。
このように任意売却で自宅が売れたら全て終了というわけではありませんので、任意売却後も私たち住宅ローン難民エールプランナーは残ったローンの支払いについての相談など住宅ローン難民の方を引き続きフォローをしていきます!

 

 

このようにいくつかのデメリットはありますが、やはりだれにも相談できず自宅が競売になってしまったり、強制的に退去しなければならなかったりという精神的な負担が軽くなるだけでも任意売却を選択する意味はあるのではないでしょうか。

お一人で悩まずに私、住宅ローン難民エールプランナーにご相談してください。

Filed under: 住宅ローン難民,川越第一:基地 — 仁科 秀治 3:20 PM

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